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TAVATABITO BLOG

初対面でおススメのフィンランド語?


エッセイ

昔、むかーし……と語りだしてもいいくらい、そろそろ四半世紀が経ってしまう「私が初めてフィンランドへ行った時」の話をしようと思う。
どこにでも、「ウケる・変な現地語」を外国人に伝授する人はいるもので……。

例えば以前とあるアジアの国を旅行中、現地の方が突然日本語で「なんでだろーなんでだろー」とテツandトモ状態で近付いてきて、思わず笑ってしまった。
そして漏れなくその時流行っている最新の言葉を上書きして帰国。
もちろん、次の観光客の笑顔を想像しながら、その時は「お・も・て・な・し」を身振り手振り教えてきた。
「次のジャパニーズにこれやれば、爆笑とれるから!」と、何の保証もなしに、自信満々に続く笑顔のリレー。
脈々と、5年遅れくらいで日本の流行語バトンを受け継ぐ現地人。
これとはシチュエーションは違うけど、私はフィンランドでこんな言葉を教わった。

「Poro syö jäkälää(ポロ スュオ ヤカラー)」

そして、これは魔法の言葉だった。
つたない英語で自己紹介をした後、「私が話せるフィンランド語は……」とこの文章を言うととにかくウケる!
味をしめて、当時会う人会う人に言いまくっていた。
初対面でつかみって大事なので、いつのまにか定番フレーズに!
あ、ごめんなさい。ここまで読んだらこの言葉は一体どんなフィンランドギャグなの?流行り言葉なの?と思いましたよね......。
申し訳ない、実は、このフィンランド語の意味は「トナカイはヤカラ(※)を食べます」で、下ネタや、ギャグではないのです。

至ってフツーの文章だけど、ろくにフィンランド語を話せない日本人が脈絡もなく言うギャップが笑いを生み出した模様。
今言っても全然ウケないと思う。
うー、残念、あんなにウケていたのに……と過去の栄光が輝かしい。
あれ、でも待てよ。そうだ!6歳の子どもに教えてフィンランドへ行こうっと。
古いバトンを引っ張り出して、我が子に受け継ぐ悪い親なのでした(笑) 良かったら、皆さんもフィンランドネイティブと会うことあったら、使ってみて下さいね!フィンランド語が話せないほど効果的です。
絶対ウケるという保証は致しかねますが、相手との距離は縮まるかもしれません。

(※)ヤカラとは、トナカイが食べる苔のような植物


イラスト担当megu.megoより一言<megu.mego>
自宅ネイルサロンをやってます。
北欧テイストも得意なので、ぜひインスタフォローしてください。


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